みずみずしくて、ほのかな甘みのあるスイカ。

夏の風物詩として親しまれていて、子供から大人まで人気のあるフルーツです。

塩をかけて食べるのが大好き、という方も多いのではないでしょうか。

そんなスイカには、ダイエット効果があることをご存知でしたか？

食べるだけで痩せやすくなるといわれているんですよ。

そこで今回は、スイカダイエットのやり方や効果・カロリー・レシピなどをご紹介していきます！

スイカダイエットとは

スイカダイエットとは、1日3食のうち1食分をスイカに置き換えるというダイエット法です。

1食分の食事をスイカだけ摂取することで、1日の摂取カロリーをおさえることができます。

スイカのカロリー

スイカのカロリーは、100gあたり約37kcal。

スイカダイエットで食べる量は600gとされているのですが、それでも222kcalでカロリーが低いです。

毎日食べ続けても、太ってしまうということはないようです。

スイカダイエットの効果

シルトリンが脂肪の燃焼を促進

スイカにふくまれているシルトリンという成分には、血管を拡張させる作用があります。

血管が広がると血行がよくなるため代謝がよくなり、脂肪の燃焼を促進させる効果が得られるんです。

また、シルトリンには、老廃物を排出するさようもあり、デトックス効果も期待できます。

マンノシダーゼが糖分を分解

スイカには、糖分を分解してくれるマンノシダーゼという酵素がふくまれています。

この酵素により血糖値の急激な上昇をおさえ、脂肪の蓄積をふせぐことができるんです。

イノシトールが脂質の代謝をサポート

スイカにふくまれているイノシトールには、脂質の代謝をよくして、肝臓に脂肪が蓄積しないようにコントロールするはたらきがあります。

また、血管やコレステロール・肝臓の脂肪の流れをスムーズにするため、動脈硬化予防の効果にも期待できるとされています。

食物繊維が便秘を改善

スイカには、水溶性食物繊維が多くふくまれています。

水溶性食物繊維は体内に取り込まれるとゲル化し、腸内にたまった老廃物を吸着して、体外へと排出してくれる作用があります。

また、腸内に存在している善玉菌のエサとなり、腸内環境をととのえる効果が期待できるんです。

この2つのはたらきにより、ダイエットの大敵である便秘を改善することができます。

カリウムがむくみを解消

スイカはカリウムを豊富にふくんでおり、むくみの原因となるナトリウム(塩分)の排出を促す作用があります。

余分なナトリウムが汗や尿と一緒に排出されることで、むくみを解消することができるんです。

また、シトルリンの血行を促す効果が、足のむくみ改善に役立つともいわれています。

スイカダイエットのやり方

スイカダイエットは、朝食・昼食・夕食のうち1食をスイカ（約600g）に置き換えて行います。

どのタイミングでも良いのですが、おすすめなのは夕食です。

夜は寝るだけなので、あまりカロリーを必要としません。

スイカを食べることで、通常の食事だと余ってしまうカロリーもなくなり、脂肪の蓄積をふせぐことができます。

スイカダイエットにおすすめのレシピ

スイカ100％のスムージー

【用意する材料】
・スイカ（果肉）　　　　　　200g
・レモン（お好みで）　　　　　　小さじ1

【作り方】
1.スイカは縞（しま）模様のところに種があるので、その部分にそって切る。
2.1の皮を切り落として果肉のみにし、種のところから切って、黒いタネをすべて取りのぞく。
3.2のタネを取りのぞいたら一口くらいの大きさに切り分け、半分はジップロックなどに入れて冷凍庫で凍らせておく。もう半分はタッパーなどに入れて、冷蔵庫で冷やす。
4.ミキサーに冷蔵のスイカ100gを先に入れ、そのうえに冷凍のスイカを入れる。
5.ミキサーのフラッシュで少しずつ混ぜあわせる。回らないときはミキサーを外して、それごと振ってもう一度フラッシュしながら回す。
6.5がキレイに混ぜあわさったら、お好みでレモンを入れて完成。

スイカとミニトマトのレッドスムージー

【用意する材料】
・スイカ　　　　　　150g
・ミニトマト　　　　　　7コ
・水　　　　　　少々

【作り方】
1.スイカは皮と種を取りのぞき、一口大に切り、ミニトマトはヘタを取って洗う。
2.1と水をミキサーにすべて入れ、なめらかになるまで30秒ほどまわしたら完成。攪拌（かくはん）しにくい場合は水（分量外）を少し加える。

スイカのダイエットゼリー

【用意する材料】
・スイカ　　　　　　1/8コ
・粉寒天　　　　　　4g
・オリゴ糖　　　　　　適量
・レモン汁　　　　　　適量
・水　　　　　　600cc

【作り方】
1.スイカは皮と種を取りのぞき、小さ目の角切りに切る。
2.水300ccを鍋に入れて沸騰させ、粉寒天を入れて溶かす。
3.2の粉寒天が溶けた湯に残りの水300ccを入れ、オリゴ糖・レモン汁を加えて火をとめて粗熱をとる。
4.2に1を加え、容器に注いで冷蔵庫で冷やし固めたら完成。

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スイカダイエットにおすすめのレシピ動画集

スイカダイエットの口コミ

スイカダイエットの口コミを集めてみました。挑戦した方々は、どんな結果になったのでしょうか。それでは感想を見ていきましょう。

スイカダイエットの注意点

食べ過ぎに注意

水分の多いスイカを食べ過ぎると、お腹を冷やして腹痛や下痢
などの症状を引き起こしてしまいます。

しかも、体が冷えることでせっかくの脂肪燃焼効果が低下し、痩せにくくなってしまいます。

食べ過ぎには十分注意してくださいね。

なるべく常温で食べる

スイカは冷やした方が美味しいのですが、ダイエット中はなるべく常温のものを食べるようにしてください。

前述したとおり、体が冷えてしまうとダイエット効果がムダになってしまいます。

なので、スイカは食べる数分前に冷蔵庫から取り出しておき、常温に戻しておくようにしましょう。

白い部分も食べる

スイカの白い部分は食べない、という方は多いでしょう。

実は白い部分には、シルトリンが多くふくまれているんです。

痩せるためにも、ダイエット中は白い部分も食べるようにしてください。

赤い部分と比べて甘みはありませんが、きゅうりのような風味で美味しいですよ。

【スイカダイエットのまとめ】

スイカダイエットについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

スイカは比較的カロリーが低く、ダイエット効果のある成分を豊富にふくまれていることがわかりました。

また、置き換えダイエットになりますが、1食分の摂取量が600gとボリュームがあるため満腹感が得られやすく、空腹を感じなくてすみそうですよね。

ちなみに、スイカは6月の中旬から、7月にかけてが収穫のピークとされています。

夏は海に行って水着を着ける予定がある方は、体重を落としやすいスイカダイエットを行って、スリムな体を手に入れておきましょう。