ダイエット中に空腹感で苦しむのは本当に辛いですよね。
オールブランダイエットは、多くのダイエッターを悩ませる空腹感と戦わずにすむダイエット方法の一つです。
やり方はいろいろとあるようですが、なかでも効果的なのはどういった食べ方なのでしょうか?
今回はオールブランダイエットの効果ややり方、おすすめの食べ合わせ食品など、ダイエットを成功させるポイントをまとめてみました。
ダイエット目的ではなく便秘で悩んでいるという方も要チェックです!
目次
オールブランダイエットとは
オールブランダイエットは、3食のうち1食をオールブランに置き換えるというダイエット方法です。
オールブランとは小麦の表皮である「ふすま」と呼ばれる部分から作られたシリアルの一種。
この「ふすま」には食物繊維やミネラル、ビタミンといった栄養素が豊富に含まれており、ダイエットだけでなく美容や健康面でもありがたい食材とされています。
その栄養価値の高さから、さまざまな食品へと加工されているふすまですが、なかでもオールブランは効率よく「ふすま」が取り入れることができます。
オールブランのカロリー
オールブランのカロリーは一食あたり141kcalです。
これだけで食べれられる方は、一食分の大幅なカロリーをカットすることができます。
しかしオールブランはシリアルと見た目が似ているものの、味がとても質素であるため、ほとんどの人が牛乳やヨーグルトを混ぜないと食べにくいと言われています。
なので、オールブランのカロリーに牛乳などのカロリーを加えたものが、実際に摂取するカロリーということになります。
混ぜる食材でカロリーを上げたら本末転倒ですので、ヘルシーな豆乳といっしょに食べるなどの工夫が必要です。
オールブランダイエットの効果
不溶性食物繊維で便秘改善
オールブランのダイエット効果といえば便秘の解消です。
小麦外皮(ふすま)には不溶性食物繊維が多く含まれており、腸のぜん動運動を活発にして、消化管の通りをスピーディーにしてくれます。
腸内を通るときは水分を吸収しながら容積を増加させ、それによって便の排出が促進されるという仕組み。
腸の活動が鈍いな、と感じたときにはうってつけの食品です。
食物繊維が食べ過ぎを防止
オールブランは少ない食事量でも満足感を得られやすく、いっしょに水分も補給することでさらに満腹状態を維持できるようになります。
そのため食べ過ぎになりにくく、無駄な食事量や間食を抑えることができます。
また、上記で書いたように不溶性食物繊維が体内の水分を吸収して膨らむのも、満腹感と腹持ちがよくなる理由の一つです。
低GI食品だから血糖値が上昇しにくい
オールブランのGI値は45で、低GI値食品と言われています。
血糖値の上昇を数値化してでてくるGI値。
血糖値があがるとインスリンというホルモンが分泌され、血糖をエネルギー化したり貯蓄したりする働きを持つのですが、消費しきれなかったインスリンは脂肪へと変えられてしまいます。
なのでダイエット中であるならば、この血糖値の上昇値、GI値は低いに越したことはないというわけです。
オールブランダイエットのやり方とおすすめの時間
オールブランダイエットは、朝昼夜のうち1食分をオールブランに置き換えておこなうダイエット法です。
腹持ちがよく、満腹感も得られるので朝食や昼食に食べる方も多いのですが、最も適した置き換えのおすすめ時間は夜です。
腸が活動的になる時間帯が22時からと言われており、その時間帯に食物繊維が体に入いっていることで効率よく腸を活性化させ、翌日の朝にはお腹をスッキリと改善させることができるんです。
この方法で便秘が解消されたという方も多いのだとか。
オールブランと一緒にたくさんの水分を摂ることで、お腹の中のオールブランが膨らんで満腹感がさらに持続しやすくなりますから、夜中に空腹がくるという心配はありません。
以下では組み合わせの例をご紹介していきます。
牛乳や豆乳をかけて食べる方法
オールブランとの組み合わせで、もっとも一般的なのが牛乳や豆乳です。
牛乳は栄養のバランスに優れ、豆乳には大豆イソフラボンをはじめ、美容や健康によい成分も豊富に含まれています。
牛乳よりも豆乳のほうがカロリーは低めですが、続けられうるように食べやすい方を選びましょう。
ヨーグルトと一緒に食べる方法
オールブランが食べにくいという人にはヨーグルトと一緒に食べるのがおすすめです。
酸味とコクで食べやすさが増し、優れた整腸作用も相まってオールブランの効能を底上げしてくれます。
カロリーも高くないのでダイエットには最適。
ドライフルーツを混ぜて食べる方法
質素な味気のオールブランにアクセントがほしいならドライフルーツもおすすめ。
ドライフルーツには水溶性食物繊維が豊富に含まれているので、不溶性食物繊維の多いオールブランとの相性は抜群です。
ただしドライフルーツは糖質が多いため、たくさん入れてしまうのはNG。
サラダに合わせる方法
サラダにオールブランを合わせるという方法もあります。
サラダはビタミンや食物繊維といった栄養素が摂りやすく、食材ひとつでオールブランに足りない栄養素がカバーできるのが魅力です。
オールブランだけでは物足りない、という方におすすめ。
オールブランダイエットにおすすめのアレンジレシピ
レーズンがはいったオールブラン
【材料】
・オールブラン 40g
・レーズン 10g
・牛乳orヨーグルト 100g
【作り方】
1,お皿に材料を全て入れる。
2,冷蔵庫に入れてオールブランがふやけるのを待つ。
3,ふやけたら出来上がり。
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黒ゴマ豆乳オールブラン
【材料】
・オールブラン 40g
・無調整有機豆乳 120g
・オリゴ糖 10g
・黒すりごま 3g
【作り方】
1,黒すりごま以外の材料をお皿に入れる。
2,上から黒すりごまを振りかけて出来上がり。
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オールブランのサラダ
【材料】
・オールブランフルーツミックス 2つまみ
・三つ葉 3株
・ミディトマト 3個
・チーズ 5枚
・ドレッシング 適量
【作り方】
1,三つ葉を2cmの長さに切る。
2,トマトを縦4当分に切る。
3,1と2とドレッシングをあえて、シリアルと混ぜてお皿に盛り付ける。
4,食べやすい大きさにちぎったチーズをのせて出来上がり。
オールブランダイエットの口コミ
オールブランダイエットって実際のところどうなの?って、気になりますよね。
実践者の意見はこうなっています。
オールブランダイエットにおすすめの商品3選
1.ケロッグ オールブラン
2.オールブラン ブランフレーク プレーン
3.ケロッグ オールブラン 香ばしナッツ
オールブランダイエットの注意点
食べ過ぎに注意
カロリーや糖質が低めだからとはいえ、食べ過ぎはもちろんいけません。
オールブランは低GI値食品であると前途しましたが、糖質の量は40gあたり18gと比較的多めになっているため食べ過ぎは糖分の摂り過ぎとなってしまいます。
「ふやかして量を食べ過ぎた」、「歯ごたえがくせになって食べ過ぎちゃった」、といったことがないように注意しましょう。
早食いというのも食べ過ぎの要因となりやすく、最低でも15分かけて食べるように心がけると満腹感が得られやすくなりますよ。
【オールブランダイエットのまとめ】
オールブランダイエットについてご紹介しました。
前からあるダイエット方法ですが、味の改良などもあって、続けやすさは以前と比べて大きく変わったようです。
それでも美味しくはない、という声があるようですが、大事なのは飽きずに続けることです。
食材を組み合わせて飽きが来ないよういろいろ試してみましょう。
毎日つづけるのが難しい場合には、夕食置き換えを短期的におこなったり、別の食事ダイエットを併用しつつ交互におこなうなど、自分が続けやすいやり方を見つけてくださいね。