餃子でダイエットができるなんて信じがたいですよね。
でも実はボクサーも実践している、ちゃんとしたダイエット方法なんです。
やり方も簡単だから、あとは結果が出るまで楽しく餃子を食べるだけ!
まさに夢のようなダイエット方法をご紹介していきます。
目次
餃子ダイエットとは
ダイエットの中では「完全食」とまでいわれる食べ物、それが餃子です。
餃子は1個あたり18gと軽く、カロリーに換算すると35~45キロカロリーと、意外にもヘルシーなのが特徴です。
さらに、栄養素にはたんぱく質・炭水化物・脂質・ビタミン・無機質(ミネラル)の五大栄養素をふくんでいるからすごい!
餃子1個に健康を維持できるだけの栄養素がふくまれているほか、餃子の皮は全体の1/3程度ですから、かならず必要分の糖質を摂れるようになっています。
そのおかげで、栄養が偏りやすいダイエットの中でも、健康的に行うことができるダイエット方法なんです。
餃子ダイエットの効果
代謝がアップする
餃子の材料である豚肉には、必須アミノ酸のロイシンをふくんでおり、筋肉を増やして基礎代謝アップに貢献するはたらきがあります。
また豚肉にはビタミンB1が多くふくまれており、エネルギーの代謝を促す効果も。
そのほかニラやニンニクには、脂肪の燃焼と分解を促進させる成分がふくまれており、ビタミンB1の吸収をよくしてくれるアリシンもふくまれています。
餃子に含まれる食材は、それぞれが相性がよく、効率よくダイエット効果につなげることができます。
便秘が解消される
餃子は材料がすでに細かく切られているので、胃などの消化器への負担が少なく、便秘解消にもつながりやすくなります。
便秘にお困りの方は、餃子に食物繊維を多くふくんだ食材を使うなどの工夫で、さらに便秘の改善が期待できますよ。
疲労を回復してくれる
豚肉やニンニクに含まれるビタミンB1は、別の名を疲労回復ビタミンとも呼ばれ、体にたまった疲労を取り除き、体力の低下を少なくしてくれる効果が期待できます。
ダイエットには適度な運動も必要となるので、疲労回復効果を持つ餃子でのダイエットは「疲れにくい」という嬉しいメリットがあります。
餃子ダイエットの実践方法
餃子を夜食べるだけ!
餃子ダイエットのやり方は「夕食を餃子だけにする」これだけです。
餃子を食べたら白米が欲しくなる、なんて人もいるでしょうね。
お気持ちはわかりますが、そこは我慢です。
白米は抜きになりますが、餃子だけでも十分食べ応えがありますから、味わって食べながら満足感を得ましょう。
夕食を餃子300グラムに置き換えて食べる
いつもの夕食に置き換えて、餃子を300gほど摂取する、これが餃子ダイエットです。
なぜ摂取量が決まっているのかというと、300g食べることによって便通が促進され、デトックス効果がでるからだといわれています。
300g…というと大きさにもよりますが、だいたい餃子12個から16個分くらい。
一緒に水分も摂る
餃子に加え、500g以内で水分もいっしょに摂取するという方法があります。
実はこの時、炭酸をいっしょに摂ることで代謝を高める効果が期待できるとされているので、ビールも1杯までなら飲んでいいんです。
ビール酵母はたんぱく質を合成して栄養を得られるだけでなく、不要なものを排出するデトックス効果があるため、ダイエットにとっては一石二鳥。
ただし1杯ということは守りましょうね。
餃子の効果的な調理法
餃子にはいろいろな調理法がありますが、ダイエットに効果的なのは「水餃子」です。
焼き餃子などと違い、余分な油分を控えることができますから、カロリーをある程度抑えることができます。
カリカリの焼き餃子がいい!ということであればゴマ油をオリーブオイルに代えて、少しヘルシーな餃子にしてみるのも一つの方法です。
餃子ダイエットにおすすめの食材
高タンパクで低カロリーな「鶏ひき肉」
高タンパクで低カロリーな鶏ひき肉を、豚肉の代わりとして使用するのもおすすめです。
鶏ひき肉には、豚肉と同じくロイシンやビタミンB群を豊富に含んでいるため、栄養素に関してもあまり変わりません。
便秘を改善効果のある「キャベツ」
キャベツは食物繊維を豊富に含んでいるので、便秘を改善させる効果が期待できます。
また美容によいビタミンCや、緊張を和らげるカルシウムなど、さまざまな成分が含まれています。
血行促進作用のある「ニラ」
餃子の材料の定番ですね。
ニラにはアリシンという血行促進作用があり、ビタミンB1の吸収力を高める働きがあります。
香りをかぐことによって唾液などの消化液分泌を促し、消化促進の効果も期待できます。
疲労回復と代謝を促進させる「ニンニク」
ニンニクに含まれる、スコルジニンという成分には強い酸化還元作用があります。
新陳代謝を促進させると、疲労回復にもつながりますから、効率よくダイエット効果を得ることができます。
冷えを解消する「生姜」
ショウガに含まれているショウガオールは、ダイエットの天敵である冷えを解消してくれます。
さらに、血流を促進し代謝を高めてくれるはたらきを持ち、ダイエット中にはうれしい食材です。
餃子ダイエットのおすすめレシピ
鶏肉のヘルシーの蒸し餃子
【材料】
・鶏モモ肉 1枚
・鶏ひき肉 80g
・餃子の皮 2枚
・玉ねぎ 1個
・冷凍むき枝豆 1/2カップ
・セロリ 1本
・●鶏がらスープの素 大さじ1
・●おろし生姜 大さじ1.5
・●塩 小さじ1
・●コショウ 小さじ1
・●ゴマ油 大さじ1
・●片栗粉 大さじ2~3
・卵 1/2から1個
・カイワレ 適量
【作り方】
1,玉ねぎとセロリをみじん切りにして、軽く塩をふりしばらく置き、キッチンペーパーで水気をとる。 2,冷凍むき枝豆を常温に戻して、ざっくり刻む。
3,鶏もも肉の皮は剝がして、脂の部分を切り落とし、細かく刻む。
4,3にお酒をふり、揉みこんでしばらく置く。
5,4に鶏ひき肉を加え、よく混ぜたら溶き卵を少しづつ加えて、●をすべて加える。
6,1と2を加え、最後にごま油を混ぜ合わせる。
7,お好みの焼き方で焼いて、カイワレをのせたら完成。
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鶏肉の低脂質な焼き餃子
【材料】
・鶏ひき肉(ムネ) 150g
・ニラ 5本
・キャベツ 3枚
・白ネギ 1/2本
・えのき 100g
・にんにく 1欠片
・生姜(チューブ) 1センチ
・鶏がらスープの素 小さじ1/2
・味噌 大さじ1/2
・餃子の皮(大判) 16枚
・ごま油 大さじ1
・塩 ひとつまみ
【作り方】
1,ニラ・キャベツ・白ネギ・えのき・ニンニクをみじん切りにする。
2,キャベツは塩もみして水けを絞る。
3,ボールに2のキャベツ・ニラ・白ネギ・えのき・ニンニク・鶏ひき肉・みそ・鶏がらスープの素・生姜チューブを加えてよく混ぜ合わせる。
4,3を餃子の皮に包む。
5,熱したフライパンにごま油をいれて、餃子を焼き目が付くまで焼く。
6,焼き目が付いたら、水100mlをいれて蓋をし蒸し焼きにしていく。
7,フライパンに水気がなくなったら完成。
低カロリーなポカポカ水餃子
【材料】
・ひき肉 70~100g
・ニラ 1束
・生姜 2cm角
・にんにく 1~2個
・オイスターソース 小さじ2
・醤油 小さじ1
・砂糖 小さじ1
・ごま油 小さじ1
・塩コショウ 少々
・片栗粉 大さじ1
・餃子の皮 25枚
【作り方】
1,ニラを小口切り、ニンニクとショウガはみじん切りにする。
2,ボールに1とひき肉、調味料を入れてこねて混ぜ合わせる。
3,2を餃子の皮で包む。
4,お湯を沸かし、餃子を煮る。
5,餃子が浮き上がってきたら、お湯ごと器に盛りつけて完成。
餃子ダイエットにおすすめのレシピ動画集
餃子ダイエットのインスタグラムでの声
餃子ダイエットの注意点
食べすぎ注意!
カロリーが低いのなら大丈夫、なんていって餃子を食べ過ぎてしまってはいけません。
前述したとおり、300gという摂取量を守らなければダイエット効果が薄くなってしまいます。
また、朝食や昼食を食べ過ぎてしまっても、同じくダイエットの効果が薄くなってしまうので注意が必要です。
食事の栄養バランスには気をつける
はやく減量したいために朝食と昼食をサラダだけ、というふうに軽食で済ませてしまうのはエネルギー不足を招いてしまいます。
エネルギーがなくなると、生活に支障をきたす場合があります。
朝食と昼食には、間食しないように夕食まで腹持ちがつづく、栄養バランスの良い食事を摂るようにしましょう。
【餃子ダイエットのまとめ】
餃子ダイエットについてご紹介しました!
糖質制限ダイエットや単品ダイエットなどでは、やり方を少し間違えると栄養素の偏りがおきて、基礎代謝が低下してしまうことがあります。
でも餃子ダイエットなら、必要な栄養素は餃子にすべてふくまれているので、健康的にダイエットすることができますね。